ある日曜日の夜、ふと思ったんです。
「そういえば、家事のあれこれ、全部AIに相談したらどうなるんだろう」
(思い立ったが吉日、というやつです。)
献立・買い物・掃除・洗濯の段取り・お弁当……。
毎日の「決める・考える・調べる」を、月曜日から日曜日まるごと1週間、できるかぎりAIに丸投げしてみました。
結果からいうと、「思ったよりずっと使えた」と「さすがにここは無理だった」が両方ありました。
今日は、その1週間を曜日ごとに正直に振り返ります。
🧪 実験のルールと前提
✅家事に関わる「考える・決める」作業は、できるかぎりAIに相談してから動く
✅使うのはChatGPTとClaude(どちらも無料プラン)
✅「丸投げ」といっても、実際に動く手足はわびすけ。AIにできるのは「考える部分」のみ
✅良かったこと・困ったこと、どちらも正直に報告する
家族構成はわびすけと家族2人の計3人。普段の家事量は「まあまあ多い」くらいです。
🗓 月曜日:週の献立と買い物リストを一発で出してもらう
まず最初にやったのが、週の献立計画です。
毎週「今週何を作ろうか」と悩むのが一番の家事ストレスだったので、ここからスタート。
AIに投げた内容
「3人家族(大人2人・小学生1人)の月〜金の夕ごはん5日分を考えてください。
子どもが魚が苦手で、調理時間は30分以内が希望です。予算は1日600〜800円で。
必要な食材の買い物リストも一緒に出してください」
出てきた献立はこんな感じでした。
AIが提案した献立(要旨)
月 鶏の照り焼き・ほうれん草のおひたし・ご飯・みそ汁
火 豚こま炒め・きんぴらごぼう・ご飯・スープ
水 麻婆豆腐(辛さ控えめ)・ご飯・わかめスープ
木 カレー(2日分)・サラダ
金 カレーの残り・ゆで卵・漬物
買い物リストも「肉類」「野菜」「調味料・その他」と分類して出してくれて、
スーパーの売り場順に並べてほしいとお願いしたら、それも対応してくれました。
(木・金でカレーを使い回す発想は自分では思いつかなかった。地味に感動。)
🗓 火曜日:掃除の段取りを組んでもらう
「週末に家の掃除をしたい。どう段取りをつければ効率よくできるか」をAIに相談しました。
AIに投げた内容
「3LDKのマンション、週末2時間で全部掃除したいです。一人でやります。
効率よく回れる順番と、各部屋の時間の目安を教えてください」
出てきたのは「上から下・奥から手前・乾いた作業から湿った作業の順」という原則と、部屋ごとの時間配分でした。
正直、掃除の順番くらい自分でわかると思っていたんですが、
「照明のほこりを先に落とす」「トイレは最後」という細かいコツも入っていて、
「あ、なんとなくでやってたな」と気づかされる部分がありました。
(「知ってる」と「最適化されてる」は違うんだなと。)
🗓 水曜日:子どものお弁当5日分を考えてもらう
習い事がある週はお弁当が必要で、これが地味にプレッシャーです。
「栄養バランスが取れていて、子どもが好きなもので、前日に作れるおかずも含めて5日分」をお願いしました。
AIに投げた内容
「小学3年生の子ども向けのお弁当を5日分考えてください。
好きなものは唐揚げ・卵焼き・ウインナー。嫌いなものはピーマンと玉ねぎ。
前日夜に作り置きできるおかずが入っていると助かります。彩りよくしたいです」
出てきた提案は「月:唐揚げメイン」「火:オムライス風」「水:ミートボール」など、
バリエーションがあって飽きにくい構成でした。
さらに「前日夜に作れる:〇〇、当日朝に作る:〇〇」と分けて
整理してくれたのが特に助かりました。
(「作り置き何にしよう」で悩む時間がなくなった。これは地味に大きかった。)
🗓 木曜日:洗濯物の干し方を相談してみる
「雨が続いていて、洗濯物が乾かない。どうすれば部屋干しでも早く乾くか」を相談してみました。
これ、ちょっと試しに聞いてみた感じだったんですが……
「扇風機やサーキュレーターを斜め下向きに当てる」
「洗濯物の間隔を手のひら1枚分以上あける」
「厚手のものを端に、薄手を中央に」など、
知ってるようで知らなかった具体的なコツがたくさん出てきました。
(「なんとなく干してた」が「理由のある干し方」になった瞬間。)
🗓 金曜日:子どもに怒ってしまったあとのフォローを相談
正直に書きます。金曜日の夜、疲れが溜まっていて子どもに強く怒ってしまったんです。
「どう謝ればいいか、どうフォローすればいいか」をClaudeに相談しました。
AIに投げた内容
「子どもに強く怒りすぎてしまいました。小学3年生です。
こういうときのフォローの仕方、謝り方を教えてもらえますか。子どもとの関係が心配です」
Claudeは最初に「それは辛かったですね。疲れているときはそういうこともあります」と受け止めてくれてから、具体的な声がけの例を3つ出してくれました。
技術的な家事のアドバイスじゃなく、こういう感情面の相談にも付き合ってもらえたのは少し意外でした。
(「家事の丸投げ」のつもりが、気づいたら「育児の相談相手」になっていた金曜日。)
🗓 土・日曜日:さすがにここは無理だった
週末は少し余裕があったので、「もっと踏み込んだ丸投げ」を試みました。
「今日のスケジュール(家族の予定、天気、食材の在庫)を全部伝えて、一日の段取りを組んでもらう」というものです。
結果は……微妙でした。
出てきたスケジュールは確かに筋は通っていたんですが、
「そこの公園は土曜日は混むから午前中がいい」とか
「このスーパーは特売日だから先に行った方がいい」みたいな
「自分しか知らないローカルな事情」は当然わからない。
AI側に情報がない分、提案が少し「理想のスケジュール」すぎて、現実とのズレがありました。
(情報を入れれば入れるほど精度は上がるけど、全部伝えるのも大変。ここは限界を感じた。)
📊 1週間の総まとめ
AIが特に得意だった家事
・週の献立計画と買い物リスト作成
・お弁当の5日分メニューと作り置き計画
・掃除・家事の効率的な段取りのコツ
・「どうしたらいいか迷ったとき」の相談
AIが少し苦手だった家事
・自分しか知らない状況に依存したスケジュール管理
・「今日のうちの冷蔵庫の空き具合」みたいなリアルタイムな判断
・家族の好みや体調の細かい変化への対応
🐾 わびすけの正直な感想
1週間やってみて、一番大きな気づきはこれです。
AIが減らしてくれたのは「家事の手間」より
「家事の頭の使いすぎ」だった
料理を作る手間はAIには減らせません。
でも「今日何作ろう」「これどう干せば乾くかな」「どう謝ればいいかな」といった
毎日の小さな「考える疲れ」が、ずいぶん軽くなった1週間でした。
家事の「作業量」は変わらない。でも「頭の疲れ」が減ると、
同じ量の家事がなぜかラクに感じる。そういう体験でした。
(「頭のめんどくさい」をAIに任せるだけで、こんなに違うのか、と正直驚きました。)
🍵 もっとラクしたい人へ



まとめ:「家事の丸投げ」より「頭の丸投げ」が正解だった
✅ 献立・買い物リスト・お弁当計画は◎。週の頭に一回やるだけで楽になる
✅ 掃除・洗濯の段取りのコツも、意外と知らないことを教えてくれる
✅ 感情面の相談にも付き合ってくれる。「誰かに話したい」ときの相手になる
✅ 個人の細かい状況に依存したスケジュール管理は少し苦手
✅ AIが減らすのは「作業量」より「頭の疲れ」。これが一番の発見だった
家事を全部AIに丸投げはできません。
でも家事の「考える部分」を丸投げすることは、かなりできます。
そして「考える部分」が楽になるだけで、同じ家事がだいぶラクに感じるようになりました。
(試してみる価値は、ある。きっとある。)
では、また次の記事で。
── わびすけ 🐾




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